免疫治療と同じく、最近特に注目を集めているのが自然療法(代替療法)です。
免疫療法のページでもご説明しましたが、実は私たちの体の中では、常にがん細胞は発生し、それを免疫細胞がやっつけてくれています。いわば、体の中では毎日戦いが起きているのです。この免疫細胞を優勢にしていくために必要なことをする。それが自然療法(代替療法)なのです。
具体的には、むやみに薬を飲まない、食品添加物の入ったもの、人工甘味料を食べない、農薬や合成保存剤が用いられたものは口にしない、ホルモン剤を服用しない、酒やたばこは控える、など。
言ってみれば、健康な体を守るためにすべき生活習慣の改善とよく似ていますよね。これだけでがんがなくなるとは私はちょっと信じがたいのですが。ただ、がん細胞の発生の予防、免疫力のアップにつながることは、何となく理解できます。
代替療法とは、一言で言うと西洋医学に属さない治療法の総称で、私が試した漢方薬療法もこれにあたります。西洋医学は手術といった外科的なものや、化学療法が中心となります、それに対し、代替療法には中国医学や心身医学が用いられ、健康保持や病気の改善を図っていきます。
病気になったときに限らず、病気の予防にも大いに役立つのも特徴ですが、急性の感染症や早期のがんなどの治療にも優れています。また進行したがん、エイズ、難病と言われるものにも効果があるとも言われており、ますます注目度が増してきました。
西洋医学中心の日本では、この治療法に対して懐疑的な目を向ける人も少なくはないですが、何らかの変化があるのであれば、試してみたいというのが患者さんの心情でしょう。検討の余地はあるのではと私は思います。