がんの治療で特によく用いられる治療法で、抗がん剤と並んで有名なのが放射線治療です。放射線治療とは、がん細胞に侵された部分に放射線を当て、がんをなくしていくという方法。その際十分な放射線の照射が必要なのですが、周囲の正常な細胞を痛める可能性もあります。抗がん剤と同じく、両刃の刃ということですね。しかし実際、多くの患者さんが手術など他の治療法と組み合わせて取り組んでいます。
放射線治療には、以下のようなものがあります。
放射線治療のネックは、すぐには効果が現れないことがあるという点。なかには十分な効果が得られるまで、数ヶ月から数年もかかることがあります。進行の早い若い方のがんなら、そんな悠長に待っていられるはずはなく、治療として有効かどうか判断が難しいところです。
放射線治療の副作用の多くは、当然ながら放射線があたる部位に集中して出てきます。例えば放射線を当てた個所の皮膚が赤くなったり、刺激を感じたりします。これらの副作用は、治療開始2~3週後から現れ始め、治療終了後も数週は続きます。また、治療当時は何ともなくても、数十年後に副作用が出てくる場合もあるようです。微量とはいえ、放射線を何度も体に当てるのですから、体の中では相当なダメージを受けているということなのでしょうか。