子宮がんは、何が原因で発症するのでしょうか? 前に「子宮がんとは」のページでも軽く触れましたが、さらに詳しくご説明しましょう。
子宮頚がんの発症にはウイルス感染が大きく関係しているといわれています。そのウイルスとはヒューマンパピローマウィルス(HPV)と呼ばれるもの。性交渉によって感染することが多いので、不特定多数の人と性交渉を多くもった経験がある人、低年齢で性交渉の経験を持った人などに危険性が高い場合が多いといわれています。ただ、感染していても必ずがんになるというわけではありませんし、このウイスルに感染しているかどうかは、検査で調べることができます。もし感染していたら医師のもの経過を十分に観察し、早めに対処することで体を守ることができるでしょう。
一方子宮体がんの発症には、ウイルスとは関係がなく、女性ホルモンのエストロゲンが深くかかわっています。ホルモンバランスの崩れが発症の引き金となるのですが、このバランスを崩すもととなるもののひとつが、生活習慣病です。とくに肥満、高血圧、高血糖の人は要注意。今すぐ生活習慣の改善が必要でしょう。
また、最近急激に進んでいる高齢出産や、未婚女性の増加もその一因となっています。というのも、30代までに妊娠・出産の経験をしていない女性は、ホルモンバランスを崩しやすいといわれているからなのです。
若年層に増えてきた子宮頚がんとは反対に、子宮体がんは閉経後の年齢の高い世代に多いといわれています。自分が用心すべき年齢になったら、子宮体がんの検査も受けるべきでしょう。