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がんの現状

がん全般に患者が増加

いま、日本ではがん患者が増加傾向にあります。男性なら50歳以上になると2人に1人が、全体でも3人に1人ががんになりうるという驚くべき数字も出ています。この状況を深刻視した国は、2007年4月に「がん対策基本法」を制定しました。これは、がんの検診を推進すること、がんの治療にあたる医師や病院の水準をあげること、がんの研究に注力することを国がバックアップしていくということで定められました。がんはもう、国家が抱える大きな疾患といっても過言ではないのでしょう。

しかし、これだけがん患者が増えている現状なのに、治療の質にはバラツキがあるといわれています。さらに、患者側が納得するまで治療や症状について話し合うインフォームドコンセントも、徐々に浸透しているものの、いまだにまだ不十分です。さらに、セカンドオピニオン(第2、第3の医師の診察を受け、判断を仰ぐこと)を持つことも、まだまだ一般的ではありません。

技術の向上はもちろんですが、医師も、患者側も、もっとがんに対して高い意識でいることが大事なのではないでしょうか。

誰もがなる可能性のある病気

がん細胞が毎日体の中で発生していることはすでにお話ししました。そして、高齢になればなるほど、がん患者がかなりの確率で多くなることもご説明した通りです。

がんは、特別な病気ではなく、もう当たり前に私たちの生活の中に入り込んできています。だからといって、自分が実際に発症したら、なぜ自分だけが、、、と落ち込むのも無理はありません。体にも精神的にも相当なダメージを受けるでしょう。

しかし、がんの治療は日進月歩。生存率も確実に上がっています。そして何より早期発見、早期治療が大事であり、そのためには検査が不可欠なのです。

毎年1回、健康診断を受けるように、がん検診も受けてください。特に女性は、女性特有のがんの検診も積極的に受けてください。そうすれば、がんにもきっと負けるはずはありません。

 
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